京都(下京区・伏見区)の耳鼻科 大岡医院 〜睡眠時無呼吸・いびき・鼻炎・花粉症〜みみ・はな・のど・無呼吸・日帰り手術

院長ブログ

AI時代を生き抜くための睡眠

睡眠について、まだ何の研究にもなってなくて今後の参考にでもなれば。
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現在睡眠は大きく分けて夢をみるREM睡眠(レムすいみん)とそれ以外のnonREM睡眠(ノンレムすいみん)があって、睡眠を取ることで記憶力が上がると言われてるのはnonREM睡眠、昼寝でも出現するので暗記など勉強したら昼寝すると記憶に残りやすいと言われてる。短期記憶の海馬にためたデータを中間記憶へと伝達して海馬のデータをリセットする。

それに対してREM睡眠は前日の記憶とそれ以前の過去の記憶を統合、整理して1対1対応ではない複雑な神経シナプスを形成し、いらない記憶を消するなどの作業を行なったり、練習して出来なかった手の動きがREM睡眠を取ることで翌日スムーズに動くようになったり、複雑な記憶や空間認知、読解力を担う。また、辛い経験をした際の感情をもう一度夢見て再経験を起こすことで今後フラッシュバックしても慣れさせて情動のコントロールを行う。

話は変わるがAIが東大入試を受けさせて合格を目指すプロジェクトがあり、単純記憶は正解率が高いが空間認知や図表、読解力は難解らしい。

今後AIに置き換わってしまうであろう人間の仕事や役割から考えて人類が勝る部分はこのREM睡眠を出来るだけ確保して空間認知や創造性を活かしていくことが、AIにとって苦手な部分を補うことが求められる時代が来ると思う。

 

REM睡眠をとる方法を別の機会に考えていきたい

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